経営学部中村みゆきゼミが「日経STOCKリーグ」にて5度目の入選を受賞しました!

 日本経済新聞社が主催する「第 24回(2023年度)日経STOCKリーグ」の授賞式が3月16日(土)に開催され、本学経営学部の大川賢一さん、木村大地さん、崔妙碩さん、 周芯宇さんのチーム(中村ゼミ・4年生)の「水技術をグローバルサウスに!」と題する研究レポートが、優秀レポートとして入選を果たしました。同中村ゼミはこれで5度目の入選となりました。

「日経STOCKリーグ」は、中学生・高校生・大学生を対象にした「自主テーマによるポートフォリオ学習(研究テーマ設定と企業分析)」および「レポートコンテスト」で、日本の若者の証券、株式等の生きた金融・経済への一層の修得向上を目的に2001年から開始され、本年で第24回目となります。
今回は、2,118チーム、8,445人が参加し、大学・専門学校の部からは667チーム、2,734人のうち46チームが入選し、本学同チームは東京大学や京都大学、大阪大学、一橋大学、神戸大学や慶応義塾大学などの国・私立大学とともに、入選を果たしました。

 中村ゼミの大川チームリーダーは、「私達は、近年、政治・経済的に国際社会で影響力を増しているグローバル・サウス地域が、低下した日本の国際競争力を向上させる上で重要市場となるとの仮説のもとで研究を行いました。特に日本企業のエネルギー、インフラ、農業、製造業4分野の世界市場での産業分析やマーケティング分析を行い、結果としてそれら産業における「水技術」が共通の軸となり、連携することでシナジーを生じる可能性を考察した独自の「カーボンフリー構想」を提言しました。今回、私達は日本、中国、韓国と多国籍のメンバーで研究に取り組み、言語や文化、価値観の壁を越えて合意形成を図る難しさに直面する場面が多々ありました。しかし、メンバー全員の熱心な取り組みと中村先生の建設的なご指導のおかげで、最終的に入選という結果を残すことができ大変嬉しく思っております。」と語りました。
 また、中村教授は、「これまでもゼミでは多数のチームが1次審査を通過してきましたが、本年は最終的に1チームが難関の入選(2次審査通過)をすることができました。これまでのチームも含めて、ゼミ生達はお互いに切磋琢磨して、時には留学先からもオンラインを通して学び合ってきました。こうした自主的な学びの姿勢を嬉しく思っています。またゼミ学生の成果によって、私自身も2020年126大学・専門学校の教員の中から2名が選出されたNOMURAアワード(特別賞)を受賞をさせて頂きました。今後も、学生達とともに学び合える環境に感謝していきたいと思います」と述べました。

 

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